ジカセイノプリン

memento morioka

12/25(日) 会話が怖い

 

起床。疲れ。ねむたい。

バイト。研究室の教授が司会のシンポジウムの運営のバイト。

クリスマスなのに(だからこそ?)めちゃくちゃ参加者が多かった。

ある程度大人になったらこんなに教養のあるクリスマスを送れるのかもしれない。というか、送りたくなるのか。

 

最初に受付をして、そのあと質疑応答でマイクを渡す役割に回るまでは実質お話を聞いてるだけだった。これで給与が発生するなんて…、ありがたいが少し申し訳ない感じもする。

 

終了後、ごはん、実質忘年会みたいになった。飲み会。

ロブタってお店、初めて行けた。サムギョプサル、韓国料理のお店。おいしい。ビールは生なら飲めるなあ。

 

そのあと二次会、あんなちゅらるってお店。

そういえばどっちの店もショップカードもらうの忘れた。

 

飲み会がきつい。というか、会話がきつい。

会話がきつい。

話が止まったり、返答が来なかった時に、あ、しくった、どうしようって思うことが増えた。

もう話に入るのが怖いし、入れないし、怖いから入ろうともあんまり思えなくて、寝たふりをすることが増えた。飲み会でも寝たふりをするためにお酒を飲むことが増えた。

黙っていれば話が失敗したかも…とか思わなくていいし、他の人が会話をどんな風に進めてるか聞いて勉強することもできる。

でも、もうなんか、そういう勉強とかどうでもいいかもなあと思って、途中で帰ってきてしまった。

もう会話に入れない怖さを味わいたくなかった。

しばらく飲み会はやめておいた方がよさそう。だけど、どうしてこんなに毎回失敗するのだろう。

嫌になってきたなあ。

 

そういえば高校の時もこんなだった。誰ともうまく話せなくて、話さなきゃいけない時とかすごくすごく怖かった。教室がいつでも処刑場になり得て、いつ泣きたくなるから分かんなくて、こわかった。部活とか友人関係とか家庭とか、もろもろの理由が重なっていつも限界だった。なのに心を休められる場所がどこにもなくて(せめて趣味とか好きなものとか自分の世界があれば良かったんかなあ)、高2高3あたりでたぶんもう限界を超えてたんかな。席をいつも最前列にしてたんだけれど、授業中突然なみだが勝手に出てくることが増えて、先生にバレないように必死で、休み時間も勝手にそんなことになるからとにかく突っ伏してた。涙が止まらん時はそのままずっと50分間昼休みそうしてて、お弁当が食べられなかった時もあった。

 

教室に居場所がなかった、お弁当を一緒に食べる人がいなかったから演劇部のみんなと食べてた。お昼の発声練習がある時はその時に、ない時は誘えなかったから仕方なく1人で。でも1人で食べるのしんどかったからトイレで食べたこともあった。あんなに教室に人がいるのに自分だけどこにも所属できないのが、なんだか存在を否定されているみたいで、めちゃくちゃしんどかった。一人でいることを誰かに見られたくなかった、というか、一人でいるという現象自体が嫌だった、誰かに見られてなくても嫌だった。

休み時間に自分だけ誰にも話しかけられず誰とも話せずで孤独だったから寝たふりをしていた。今も昔もあんまり変わってないな。

だからあんなに高校も辛かったんだった。思い出した。

 

小中のあいだはずっと、私が何を言っても「何言ってんの?笑」「はい出た出た賢い賢い笑」みたいな、茶化しても良いような馬鹿にしてもいいようなキャラにされてて、何言っても相手にされなかったのも思い出した。なのにそのグループから逃げさせてもらえなくて、ずっと苦しかった。大学生になるまでまでずっと逃げられなくて延々連絡が来てて、成人式の後の同窓会に来てなかった他の人がネトストしてまで「来いや!!」って捕まえられてるの見て「あー」ってなって縁を切った。

 

いまも久しぶりにそのときと同じくらい話すのが怖くなってる。人目がめちゃくちゃ気になる。あの頃の、会話がうまくいかなかった時の怖さが蘇ってきた。というか、高校の時に辛かったのはそういうところが原因だったのかと今やっと気づいた。

 

 

だから自虐だったとしても他人が自分の話で笑ってくれた時、生まれて初めて存在を認められた気がしたように思う。大学に入ってからだなあ。

あーよかった、話を聞いてくれる、よかった、よかった、うれしい、と思った。

一部から茶化されるのは変わってなかったから、結果としては対処療法にしかなってなかったのだろうけれど、でも正直それでも十分だった。

 

 

今日はロブタに初めて行けてよかった。

クリスマスのチキンが食べられて嬉しかった。

いつも話さないような人と話せたのも嬉しかった。

飲み会に誘ってもらえたのが嬉しかった。

プレゼントをもらえたのがすごく嬉しかった。

うまく話せてるのかなみたいなときはすごく楽しかった。

 

最高のクリスマスだった、すごくすごく楽しかった、ひょっとしたら今までで一番楽しかったかも。

 

 

でもそれ以上に、もう慢性的に人と話すのが怖い。