ジカセイノプリン

memento morioka

8/18(金)、8/19(土) 帰宅、鴨川湯、卒業式の着物予約

日記はその日のうちに…

書きたかった…。

 

 

8/18(金)に京都に戻ってきて、今日8/19(土)はまだバイトはお休み期間なので卒業式の着物の予約をしてきた。

 

8/18(金)

起床。本日帰省最終日。

朝からあれやこれややりたかったことを詰め込む。

お土産に香川県のお土産として有名な「おいり」を買う。

米粉の軽い口当たりのお菓子である。中は空洞。甘い。

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↑拾い画。まさにこの画像に書かれてる通りなのだけど、もともとおいりは婚姻の際に贈られるような引き出物で、私が地元でこのおいりを見たのは地域から誰かが結婚しに行く時の寄り合いの場でだった(書いてて嫌になった、なんやこの風習)。

それが最近ではお祭りの屋台のソフトクリームにのってたりしてて、なんだか不思議な気分である。

 

↑これ前にも書いたか?

 

そのあと某清水のケーキ屋でケーキを買う。レモンケーキにする。おいしい。

総じて実家に滞在中は家族にたくさんごちそうになった。ありがたいことだ。

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↑この和三盆のクッキーもめちゃくちゃ美味しい。

和三盆も実は香川の特産なのである。

京都に初めて来た時、駅のお土産売り場で和三盆を売っていた時は「へぇ!京都も特産なのか!」と思って買ったが、蓋を開けると「〜讃岐の和三盆〜」と書かれていた。

 

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↑拾い画。

和三盆自体は砂糖の名前でしかないのだけど、このよくみる砂糖菓子の名前のように勘違いされてる気がする。

こういうのが観光客の方向けの日本のいいお土産になったりするんだろうか。

京都に置いたら京都のお土産ぽくなる気がするけど、「日本」のお土産として買う分には実は香川産だとかはどうでもよさそう。

 

帰宅、なんだかんだお昼前に。

その後、朝ごはんの残りを少し食べて荷造り。

その途中でじいちゃんから呼び出しがかかる。

…いつもの説教タイムである。毎回帰省直前にされるんだよな。

 

まあありきたりなことを一通りいつもどおり視野の狭いことを言われて、でもまあそれを責めることもできんしなぁと思いながら(これは前回に比べて成長)、でもムカつくことには「それは違う」と言い返しながら15分ほどで終了。

 

なんというか、家を出てから特に思うのだけど、基本的には自分が誰と付き合いを持つかは自由なわけである。話したい人とは話すし、話したくなかったら(特に嫌なことを言うような人なら)その人とは話さない自由がある。

もちろん仕事上など、そうは言ってられない時もあると思う。でも、自分に寄り添ってくれない人間に、こちらから寄り添う必要はないのだと思う、基本的には。

 

…という重要なことを、親子だとか恋人だとか、何か特別な名前のついた関係になった瞬間に忘れる人間がいる気がする。

というか、一旦そういう関係になりさえすれば、もうそういう寄り添いなどの努力や積み重ねをやめてしまっても、関係がなくならないかのように振る舞う人が。

 

例え親子やろうが恋人やろうがなんやろうが、それよりもまず一対一の人間関係なんやから、相手といい関係築こうとする努力は何にも増して必要でしょうに!

じいちゃんの良くないところは結局わたしの話や考えは全く聞かずに、自分の意見を押し付けるだけのところである。

それだけではなく、だとしたら私が話を聞く気もなくなるということは分かっているようで、話を始める前にお小遣いを渡してくるところもそうだ。

 

もう金渡さんかったら私に話を聞くモチベがないような関係をしてしまっている自覚があるなら、まずは私の気持ちや考えを聞いて欲しいんだけどな。

そう何回も言っているんだけどな。

そんで持って説教の中身も偏見とか侮蔑を含んだ話が多いから、しんどいんだよな。気にしなきゃいいんだけど。

 

今回は「周りの人間は上辺では仲良いふりしてても何か競うことになったら最終的には蹴落としてくるだけだから」とか言われて、大学で出会ってきて私と仲良くしてくれたたくさんの人たちのことを思い浮かべて一瞬でブチギレてしまって「それは違うかな!!!」と反抗したら、なんか向こうもキレてしまった。

それで説教が伸びた。

 

 

お金もらって偏見含んだ考えを一方的に聞かされて、反抗したら怒られるから金もらってる手前機嫌とりながら話聞くの、構造的にはパパ活とかと同じなんだよな。

そういう構造そのものがおかしいということを言いたいのではなく、家族でそれやるの嫌じゃないですか。という話。しかも一応おまえのためを思って〜という説教なのだから、尚更。

お小遣いはありがたく受け取るけど、そのタイミングで金を渡さないでくれよ〜。逃げ道塞ごうとしてるのと同じ感じがする。

終わってからにしてくれ…。

 

 

と思いながら今回の説教も終わり。

ばあちゃんと母さんがこういう説教をするタイプじゃなくてまだ良かったなとは思う。

と思ってそのことを伝えたら、二人ともじいちゃんのあの態度に長らくうんざりしてて、だからこそ意識的にそうならないようにしてくれていたらしい。

ありがたい。

 

 

…でもそれなら二人のうちどっちかだけでもいいからじいちゃん止めてくれんのかな。

 

結局全員見て見ぬ振りなんだよな。

だからうっすら全員苦手だし、それが高じてみんなで何かやるって時、とりわけ周りが全員逃げそうな時にはもういいわたしやります!ってタイプになっちゃった気がする。めんどくせー女。

 

うーん。

じいちゃんの恒例の説教、もう慣れたかと思ってたが、まだそうでもないな。

日記を見る限り明らかに調子が良くなくなっている。何も口出しされないように頑張るしかないかな。

 

 

昼過ぎ、駅に向けて出発。

海に少し寄ってもらって、いってきますと神社にお参り。いろいろお願い事をして、おみくじ。小吉。

 

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↑変な話だけど、ここにただいまって言わないと帰ってきた気がしないし、行ってきますって言わないと心ここに在らずな感じがずっとする。

画像の右に見えているのが、某津嶋神社

夏のお祭り以外は橋の板が抜けているので渡れない。

 

 

母と駅で別れてから電車へ。

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↑今回もいい天気だった。車窓より。

 

総じて、今回はなかなかいい帰省だったのではないだろうか。わたしが成長したとこもあった気がする。

帰省を繰り返してもう4年目になるが、実家との距離感とか付き合い方が少しわかってきたように思う。

完全に絶縁というほど憎む必要もなく、ここから逃げられないと思うほど囚われる恐れもない。まあ困ったら一つここは逃げ場として残ってるしな、という捉え方で済ませておけば、今の住居も一時的な出かけ先として頑張ることができるだろう。

それは別に実家だけじゃなくて良くて、逆に考えれば実家が過ごしにくい時は今の住居が本拠地で「まあ最悪京都帰ればええし」と思えばいい。

これから先どこに住んでそこで誰と会うか分かんないけどできる限り一つ一つ大切にしていけば、よくいう良い意味での「依存先」が増えることになるのではないかと思う。

 

…とか今回は思った。

半年という期間が体感短くなったおかげというよりは、院進だとか、卒業だとか、これからのやりたいこととかで、少しずつ先のことが予測でき始めたからこそのゆとりだと思う。

 

大学生が辛くなるのはやっぱり半年先の自分すら予測できないほど不安定なままもがく期間だからじゃないか。だからこそモラトリアムの良さがあるとも言えるんだけど。

 

大学生活の4年目も半分が過ぎ、もう一般的に見れば人生最後のモラトリアムが終わりつつある(院進してあと2年遊べるドン!にしたわけだけど)。

ようやく長い長いトンネルを潜り抜けたかのように光が見え始めたけど、それははっきりした形を持たずに暗闇の中でぬるりと過ごすことがもうできなくなったということではないかとも思う。

そう過ごすには今の私は光に晒されえらくはっきりと輪郭を持たされてしまったと思う。

 

入学当初は「高校までのレールの上の人生」という言葉から感じられるような、そういう姿形が嫌で嫌で仕方なくなってかなぐり捨てて、何者でもない不安定さをしがらみのなさ、自由さと捉えていた。

最初はとても居心地が良かった。周囲の人々も同じように溶けて、焦りもぬるま湯に溶かして、泥のように闇の中でみんなと一緒に眠っていればよかった。

のだけれど、次第にひとりまたひとりと闇から光の方へ進んで泥から抜け出していく。そうするとめちゃくちゃ焦りがひどくなってくる。今度はモラトリアムが束縛になっていった。怖かった。

ひたすら上も下も右も左も、なんなら進んでるかも戻ってるかも分からずもがく日々が始まる。大きな失敗もする。そういう弱ってる時に限って手を出すようなクソみたいなやつにも傷つけられる。

何もしなかった頃よりも、何倍も苦しむ。

 

そうして今、ようやくそんな長い闇から一歩抜け出したのだけれど、振り返ってみれば入学当初に大喜びしながらそんなトンネルに入ろうとしている自分の姿もよく見える。それ入ったら3年半後までまあまあ苦しむんやぞ〜と言うても、どうせ入っただろう。で、案の定フラフラしてこっぴどい目にもあったが、でもたくさんの人と出会うこともできたし楽しい時間も多かった。

だからこそ、最終的にひどい目にもあったからといっても、そこで出会った人とか、モラトリアム自体の良さとかまで否定したくはない。流石にこれは、なくていいものではなかった。

 

それに、モラトリアムの中でもちゃんと自分の手綱を握って未来予想図を描けてる人間はなんだかんだ大丈夫なのである。

ということに気づくのに長くかかった。これからは頑張りたいところである。

 

…と思いました。まる。

 

でも大学生活を2年伸ばした分、もう少ししたらまた先の見えない期間(就活など!)があっという間にやってくることが確定している。

次こそは原因がわかっているのだからこそ、へたれず、なんとか頑張っていきたいものであります。

 

モラトリアムは薬にも毒にもなりますね、という話。かも?

またビッグマウス症候群になってしまった。終わり。デカネズミ症候群。

 

 

 

さておき、帰省である。

行きは船だったが、帰りは新幹線にした。疲れたからである。

2時半に家を出て、家に着いたのが5時!いやー早い早い。新幹線は速いなー。

途中読書もできたし、いい旅でした。

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↑車窓(マリンライナー 瀬戸大橋を走る特急電車)。

うーん、善い。

もしマリンライナーに乗ることがあれば、進行方向に対して左側の窓側の席を予約すると良いです。こうやってすぐ窓の外に海が広がる景色を独り占めできます。

車に乗るときに外見ようと思ったら左側乗りますよね?あれとおなじで、たぶんマリンライナーも行きと帰りの電車の二車線分あって、左側走行なので、進行方向に対して左側、の、窓側ってことです。

 

 

そんなこんなで帰宅。京都に着く。

だけどここからが長い。バスが遅いのである。

ゆっくりしつつ5時ごろに帰宅。

 

荷解きして、夜ご飯作るかとかお土産を研究室に持って行くかとか考えてたけどやめとく。疲れた。

そのかわり、行きたかった某鴨川湯に行った!うれしい。

リニューアルしたてだそうで、最近よくSNS等で宣伝を見かけていた。

自社クラファンで修繕の資金集め中だそうで、少し(学生の身なのであんまり多くないが)送る。

モットーは「銭湯を日本から消さない」だそう。最高だなぁ。

 

noteというはてなブログのようなブログ媒体にて鴨川湯さんがこの自社クラファンや、鴨川湯の理念や願いについて綴られていた。とても興味深かった。

https://note.com/kamogawayu/n/nd1d4b2f6ffce

また行こう。

 

で、ようやく寝る。

帰省中早寝してたので10時で眠い。

おやすみ。

 

 

8/19(土)

もう書きすぎでしんどいのでさっさと行きます。

起床。洗濯。アイロン。ごはん。

卒業式の着物の予約をしようとカタログを見比べる。少し伺いたいことがあり電話すると、店頭に見にくるのも予約いる(今思えば当たり前だな)とのことで、いそいで予約。午後からに。

それまでもう少しカタログを見比べる。

少し読書をして、昼前に歩いて大学へ。暑い。お土産を持参。

 

研究室へ。久しぶりにみんなに会う。お土産を渡す。いろいろお盆中の話など伺う。

→nothingだそう。

 

iPadを買ったことを話した。使い方少し教えてもらうなど。飲み会で大暴れしたことの反省はいかにすべきかなど。

 

少しして予約の時間になったのでバスに乗って某店頭へ。いろいろ見せてもらう。

とても接客が丁寧な方だった。

まず3着きたいものを選んでくださいとのことで、いろいろ試させてもらったのだが、普通はその3着の中から選ぶらしい。たぶん8着くらい着ちゃった…。モンスターカスタマー略してモンカスではないか。

 

ともあれ、無事予約まで済んだ。安心。

明日忘れずに必ず振り込み。

 

バスで帰宅。帰りにスーパーに寄って晩御飯の用意。今日からは自炊!!!!

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↑豚肉と玉ねぎのケチャップ炒めと、ピーマンと茄子の焼き浸し。

なぜこんなにも盛り付けセンスがないのだろうか。

焼き浸しはピーマンをもうちょい焼くべきだった。ケチャップ炒めはまあまあ。レタスをもう少しなんとかしよう。

あとちょうどいい小皿を買いたい。

 

疲れた気絶風呂、日記寝るおやすみ。