10/24(火)
起床。少し寝すぎる。体が重い。
午前何をしたか覚えてない。
最近お昼ご飯をよく食べ損ねる。自炊もめんどくさいが、お店がランチやってる時間帯を逃してしまうんだよな。苦しい。
3限の時間帯に研究室で4限の予習。
危害の話って難しいよなー、すぐ他の話とこんがらがるし、どう区別つけるかも難しいし、と思いながら読む。
4限、演習。
少し質問したが、あまり意味もなければまとまっていない質問になってしまって、貴重な質疑の時間を浪費させてしまったな、と思う。申し訳ない。
でも、最近質問しない人が増えてきて余白の時間が続くようになってきたせいだなとも感じる。多分そういう人は、場繋ぎのために練られてない質問することにあんまり意味がないと感じてるからかなと思うのだけど、じゃあ私が必死に質問して失敗してショボショボしてるのって何なの?とも思わんでもない。せめて私より経験が多い先輩の質問の方が質が高そうだし…とも思わんでもないし…。
ああいかんです、切り替え切り替え。
私は、自分がどうするかということしか決めることはできんのです。うん。
これからも失敗するだろうけど絶対一回は質問しよう、うん。
あと、諸先輩の質疑を聞きながら、「あ。そうやって考えたら良いのか」と目から鱗どころか魚がまろび出るなど。
特に博士以上の人の指摘を聞くと、ああ私まだ全然そんな考え方できんなあ(でもみんやそうやって考えてるのか、なるほど)とダイレクトに「学び」って感じがして、とってもありがたいなと思った。
たぶん野良で本読んだりするのではなく、どこか研究室(とりわけ、こういう学年問わず参加できる会や交流できる機会があるところ)に所属することの良さってこういうことなんだろうな、と思った。
ありがたい。頑張ろう。
10/25(水)
朝気絶してたら終わる。11時間寝てた。
またお昼をお昼の時間に食べ損ねる。
昼から相談室。
「生きるのにいちいち金がかかってムカつく、本当にムカつく、なのに何にも生産性がない。本も読めない締切も守れない集中できない、できないと決めつけてしまっているのも悔しい。こんななら意味を感じられないので人生をさっさとやめてしまいたい」
という話をしてたら涙が滔々と出て止まらなくなってあっというまに相談室の50分が終わった。
かかる金と時間の量が怖くて何にも楽しくなくなって、我慢しようとしてさらに全部がつまんなくなった。食事も、映画や漫画などのエンタメも、服も、全部楽しさや嬉しさよりもかかる金と時間への恐怖の方が上回るようになってしまった。
良い服着ても、楽しい時間過ごしても、美味しいご飯食べても、何にも他にできることが増えなくて、やらなきゃいけないことが終わらなくて、幸福を享受することの後ろめたさとかが大きすぎて純粋に喜ぶことができなくなった。
何もしなければ費用が発生しない、ならその方がいいかな、みたいな。
楽しんだって普段やってることがもっとできるようになってないもんな、みたいな。
…。
だからなんか、家事するのも、食事するのも、とかく生活を送るありとあらゆることをこなすのも、さいきんすごく嫌なんです、と伝えた。
寝ようと思ったら寝られるけど、寝ようと思うまでが長くて(3時まで無為に起きちゃう。布団に入って寝ようと思うと割とすぐ寝られる)、ご飯も適切なごはんの時間に食べられてない(自炊がめんどくさいが外食やってる時間に外に出られない。コンビニ飯は飽きたしコンビニ飯食べるくらいなら何も食べたくなくてじっとしている時間が多い)というと、
そこを整えていくことからだね、と言われる。
もうそこは2年前にとっくに乗り越えられたの!!!!!!
と思っていたから、何で今更そんなことを言われないといけないんだ、と思って少し腹が立ったのだけど、でも一旦乗り越えても今できてないのは事実だよなぁ…悔しいけど。
と思って、渋々受け入れることが(なんとか)できた。
寝るとか、ご飯食べるとか、休むとか自分を褒めるとか総じて自分のケアが苦手なんだねて言われて、あーそうなのかも。と思った。
特に成果を出してないとそういうケアを受ける権利がないと感じて、寝ずに過ごすとかご飯を食べなくなるとか懲罰的な反応をしてしまっているようだ。
そうなんだ。
ちょっとずつ認めていくのがいいんだろうけど、どうしてもなんか自分で自分を褒めるとか認めるとかが、なんか演技してるみたいでなんかこそばゆくて偽善みたいで、できないんだよな。たぶんそんなことないのにな。
何でだろう。
水曜は相談室で大泣きしたあと疲れてめちゃくちゃ眠かった。顔を少し洗って目を冷やして、泣いてるのバレたくなかったから外でご飯食べようかと思ったけど中庭が工事中で使えないから研究室に行った。
そそくさと食べてバイトに行った。
そのあとドイツ語の勉強会したけど、予習が全然できてなくてもう一人の子に散々な迷惑をかけてしまう。逆の立場だったらキレ散らかしてただろうなあと思うと、すごく失礼なことをしてしまった、と感じる。
夜、やっぱり寝るのが怖くてあれこれしてしまう。今日は断捨離。もうありとあらゆるものを捨てて、何だかスッキリした。
本も買取サービスを予約した。明日の朝来るらしいので本を箱に詰める。
貯めた本のうちほとんどは読んでない。
やばいなぁ頭おかしいんかなぁと思って、しんどくなって、寝た。
10/26(木)
起床。あまり寝られず。ポケモンも白目。
朝に来る買取サービスを待つも、かなり昼近くだった。午前の時間区分は長くていかん。
待っている間、やっぱり送りたくなくて一冊だけ漫画を引っ張り出した。
入江亜季さんの「旅」という一話完結の話のアンソロジー(オムニバス?)である。
この中の「春駒」って回の台詞がめちゃくちゃいいんです。特にこれが。
「美しい人よ、美しく生きなさい。駆け続ける者に陰は届かぬ。」
あんまネタバラにならない範囲でいうと、政争に敗れて国を追われてる王女(剣士)が、ついに追手を完全に倒したのだけど、何にも気持ちが救われなかったところに、とある美しい人の営みをみて…みたいな感じ。
だわーって感じ。すごく良い。そのコマの写真撮ろうかと思ったけどもうお布団の中なので明日に。
なんとか済んでのところで売らずに済んだので、貸せます。読みたい人はご連絡ください。
あとは、朝ごはん食べてたら口の中がジャリジャリして何かと思ったらまた歯が欠けてた。昼過ぎな朝に行くことに。
荷物を出し終えたら昼前に久しぶりに余裕ができたので、ご飯を食べに行く。早めに終わったので買い物をして歯医者。
そのあと大学行って図書館で「功利と直観」読み進める。
コーヒー買って研究室でさらに読み進める。
バイト。頭痛い。
夜、帰宅してゴロゴロしていたら、某先輩から卒論の進捗を聞かれて大焦り。そろそろやばいらしい。
でもどうして良いかさっぱりだったので、恥ずかしかったけどそれも含めて相談させてもらった。
自分の勉強不足を痛感したのはもちろんそうだけど、それよりもすごく、うわー!すげー!!ー!ってなった。アドバイスがどれもうわ!!!!!!!て感じだった。
尊敬のうわー!です。
なんかやっぱりまだここまで論理的に考えるには頭が足りないなあと感じる。
頭が足りないならせめてまじめにやらないと。
で、今寝る直前。ねます。
そういえば、今日お教授さまの院生時代の日記を見ていると(公開されているので)、まあまあ泥くさく思えるような地道な努力をちゃんとめちゃくちゃやってて、頭が上がらなくなった。
一回は質問するぞ!とか、新聞を1日1時間で読めるようにする!とか、勉強会のまとめを毎回作ってたりとか。
そもそもあんな倫理学用語辞典作っちゃうぐらいにはそうとうやってたんだ、そらそうだわ、と納得と、でも見えてなかったなーみたいなものを突きつけられたなという気持ちだった。
読書会山ほどやってて、ビジネス英語毎日聞いてて、まとめ作ってたら3時間かかっちゃった!とかも言ってて、そんだけ愚直にやってたんだなあと思った。
それなのに私は泥くささを感じたらすぐ効率やの意味やの言うてすぐやめて、そんなんで実力がつくわけないやんけ!と思った。
やっぱりできる人ってそれだけいろんなとこでちゃんとやってるんだな。すごいなぁ。
修論提出直前のあたりの日記を読んだのだけど、、まあまあ慌てふためいていたが初稿は1週間前には終わっていたらしい。すごい。
私も頑張ろう。
お教授さまの日記、ふつうに元気が出る。
私の日記もそうありたいばかり、
ねる。