ジカセイノプリン

memento morioka

12/16(金) オオカミ少年

起床。寝ぼける。ぬくぬく。

 

 

先週は行けなかったから絶対に今週は2限に出るんだ。ダッシュ

ご飯も飲み物も食べずに授業に出ると死にそうになるということがわかった。

途中で先生もお腹が空いたらしい。2限はカント、プロレゴメナ、難しいし頭に入らない。もう一回読み直す。

 

最近、院進か就活か、もう延々とずっと悩んでいるんだけど、院生の方々等はじめ他の人がやってるのを見るたびに、あの「研究」をほんまに自分ができるんか??と思う。とっても打たれ弱くて、好奇心より人に否定されるのを恐れる気持ちの方が強い、私に?できるの?みたいな感じになってる。院進したいし勉強自体はしたいけど、研究ができる気がしないんだ。

もちろん、今はそういうふうに思うだけで後でいくらでも変わろうと頑張れば近づいていけるし変わっていけるものだと思うけれど。今選べるか、というとかなり難しい。でも、今基準で選んでいると、いつまで経っても変われない、ともずっと強く思っている。「今できない」を理由にしてたら、ずっとできることが増えないように思う(宝石の国の第3巻の16話にそういうシーンがあるんですよね、こういうのちゃんと引用するのがいいのかもしれないなあ)。

だから無理してでも、やりたいことやりたくないことよりも「できるようになりたいこと、できるようになっとかなきゃあとで困りそうなこと」中心に今まで道を選んできたけれど、でもだからこそ選んだ後の道にやりたいことはなく苦手で苦しいことしかなくて、辛い思いをたくさんしてきた。そこに喜びを無理にでも見出せなければ、ただの苦行である。

だからそういう選び方が絶対に正しいとも、今はあんまり思えない。わたしはひどく打たれ弱くて、本当の大元の目的よりも目先の他人の評価に左右されまくってしまう。そこがどうしても直さなければならない欠点だと強く思っている。これを直すにはきっと、院に進んで研究頑張った方がいいんじゃないかなみたいな、そんな考え方をしてしまう。でもそれって研究をしたいんじゃなくない?みたいな。やりたいことに必要なことを身につけていくって進み方じゃなくて、どうやらこれをやると苦手で直したいなと思ってる悪癖が治るらしいから、やるか、でも、面白くないな、みたいな変な順番になってるんだろうな。

 

なんでこんなおかしいことになるんだ。

なんでもっとシンプルにならないんだ。

本当は、研究がしたいかどうか、就職と研究ならどっちがいいかってだけの、もっとシンプルな判断のはずなのに、どうしてこんなトレードオフみたいな、パラドックスみたいな、ぐちゃぐちゃな迷路になるんだ。

こういう時に、「世界は思ってるよりずっとシンプルで、ものごとをややこしくしてるのはわたしの目と脳だ」ってやっぱり思う。

カネコアヤノが沁みる。目と脳と、あと心に沁みる。

 

 

前にそういう相談を別の先輩にしたときに、ただ勉強したいだけなら学部生でもできるという主旨の話をされ、確かにその通りだと思った。院は単なる勉強ではなく、研究をしに行く場所なのだ。勉強だけでは難しいのかもしれない。

 

悩んでいる。悩みすぎなのかもしれないけれど。

どれもこれも諦めたくないのは傲慢なのだろうか。

というより問題は、どれもこれも諦めたくなくて結局何にも動けていないことなのだろうな。

 

 

 

おひる、とりあえず一度帰宅してご飯を食べて少し休む。洗濯をする。

ほんとはやりたいことがいっぱいあるんだ。でも体力と気力が追いつかないんだ。ぐあー。

 

4限、向かう途中でスカートがチャリのブレーキ部分に巻き込まれる。あああ。身動きが取れないので通りすがりのおばあさんにスカートを切ってもらう。持ってる中で一番あったかいやつだったのに…。

 

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↑これおばあさんに切ってもらって身動き取れるようになってから撮ったんだけど、道に落ちてる黒いチリチリは全部スカートの切れ端。かなしいね。でもほんとに動けなくなることが一番最悪だったろうから、まだマシ!ありがとうおばあさん。

 

近くのチャリ屋に持って行って直してもらう、あいにく特にひどい壊れ方などはしてなさそうだった。

スカートは死んだ。また良いスカートとの出会いがあることを期待しよう。

 

チャリ乗る時はパンツもしくは短めのスカートしか履いちゃだめだよ!

 

ゆえに4限大遅刻。いつも遅刻ばっかりなので、本当に比較的正当な理由で遅刻したときにも信じてもらえる気がしない。オオカミ少年の気持ち。

 

その後研究室に寄る。例の件以降、他の人の会話に耳をすませるようになった。こう書くと盗み聞きしてるみたいなんだけど、みんながどんな風に会話をしてるのか学習しようと思ってのことだ。

確かに相手の反応とかを伺いながら話してる人が多いし、投げ返しやすい、つまりどう反応すればいいか分かりやすい内容のボールを投げてた。

真似してみよう。話しやすい人というか、この人と話したいと思われるような人になりたいし。それは本音。

 

そんな感じ、夜は飲み会がある予定だったけど濃厚接触云々でお流れ。久しぶりに時間の余裕がある華金

ご飯を家で食べ、少し休憩。

このあとはお風呂に入って、課題をやって、読みたいものを読んで、少し早めに寝よう。

 

最近気づいたけど、やるのいやなことも、やらない限り終わらないのだ、そうなのだ。

逃げも結局、本質的には逃げられてはいないのだ。